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初めてでも簡単に測定できますか? |
GFDは簡単に操作できますが、測定に関しては主に以下の点に留意し、
地下水に精通した技術者のもとで行うことをおすすめします。
・ストレーナーの開口率は30%とし、ケーシング周辺には硅砂等を充填する。
・地下水は地形、地質、地質構成に左右されて流れる。
・地下水は気象条件によって経時的な変化をする。
・地下水は広域に連続して存在する。
・地下水は各帯水層ごとに存在し、その動態は別々である。
一般論として、地下水計測に当たっては「現場計測の立て方」(土質工学会)等を参照して下さい。 |
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本体投入後の待ち時間(ヒーターON前)はどのくらい必要ですか? |
メーカーの取扱説明書には20分となっていますが、
なじませる時間は多いほどよく、弊社経験上、最低1時間はおくことをおすすめします。 |
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1回当りの測定時間はどのくらいですか? |
約3時間です。
設置:約20分(測定深度による)
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放置:地下水とセンサをなじませるために、最低1時間おきます。
↓
観測開始:ソフト上で温度を確認、安定していたら測定開始(ヒーターON)
↓
観測終了:ヒーターONして約1時間後に値が安定します。安定していたら終了。
↓
撤去:約15分
同じ観測井で深度を変えて測る場合は、センサ深度変更後、また1時間放置する必要があります。
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複数の深度で測定した方が良いのでしょうか? |
1回の測定で判断せず、複数深度で測定して総合的に判断することをお勧めします。
但し、ストレーナの開口区間を長くすると、管内で上下流が発生することがあり、その場合は、複数の深度で測定した結果が無意味なものになることもあります。 |
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測定する深度の決め方について教えて下さい。 |
一般には、技術者が柱状図やコア観察により測定深度を決めます。
また、地下水検層(温度検層)等により、流れのある深度を予測することもできます。 |
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地下水検層と組み合わせて利用することもあるのでしょうか? |
ストレーナの開口位置を決定するにあたって、地下水検層により流れている深度を特定しておくことは有効であると言えます。 |
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孔径に対して、スポンジはピッタリにならないといけないのですか?隙間はあっても良いのでしょうか? |
隙間のある場合や、スポンジが過剰につぶれてしまうと正しい値を計測することができません。孔径に合ったスポンジをご使用下さい。 |
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孔径とスポンジのサイズが合いません。 |
例えば、孔径が65mmの場合、70mmのスポンジを上下に引っ張り、潰すようなかたちで対応することはできます。
(但し、ユーザーの責任において行って頂きます)
隙間のある場合や、スポンジが過剰に潰れてしまうと正しい値を計測することができません。 |
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方位はどのように合わせるのですか? |
プローブとロッドには赤い印が付いていますので、その印が同じ方向になるように、繋ぎ合わせながら設置します。最後に地上部で方位計を取付けて、印が北になるように方向を合わせます。
なお、方位計は近くに鉄器類があったりすると狂いますのでご注意下さい(車両も注意)。 |
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GFD3型(GFD3/GFD3A)でパッカーを使用して測定することは可能ですか? |
パッカーのレンタルは終了しております。 |
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井戸洗浄は必要ですか? |
必要です。
スポンジが目詰まりすると正しい値が計測できません。 |
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ソフト終了時に「coef.infファイルを上書き出来ません」というメッセージがでました。 |
OSがWindows98の時に起こる現象です。
対策は、
ソフトと同じフォルダにある[coef.ini]ファイルを右クリック→[プロパティ]を開き、
「読み取り専用」のチェックを外してください。 |
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