地下水利用のメリット

地下水の最大のメリットは「自給できる水資源」であることです。井戸と揚水設備を適切に管理していけば、長期にわたって活用することができるため、事業コスト削減に大きく貢献します。
また、井戸は災害による被害を比較的受けにくいことから「切れないライフライン」と形容されることもあり、近年、非常用水源として設置されるケースも増えています。

長期にわたって利用するために

地下水が取水できる量は、地域の地質条件に左右されます。これを考慮せず過剰に取水すると、砂の流入や目詰まり、ポンプ等の短寿命化、さらには地盤沈下を引き起こすケースもあります。
当社では井戸掘削工事はもとより、その前段階の地下水源調査、井戸による取水を行った場合を想定した地下水シミュレーションや地盤沈下検討調査などの実績もあり、これらを考慮した総合的な井戸設計が可能です。

また井戸設置時には、揚水試験で井戸の湧出能力を判定し、過剰な揚水をせず安定的に給水できるよう、揚水ポンプ運転の指針をご提言させていただきます。
井戸設置後の維持管理も当社が力を入れて取り組んできた分野です。井戸を運用する上でのさまざまな疑問や設備改修のご相談にもお応えします。

「この場所で地下水開発が可能かどうか？」といったところから、お気軽にご相談ください。