井戸内面の汚れ・スケール対策
井戸内面(ケーシングパイプ)の汚れを放っておくと、鉄細菌(鉄バクテリア)の発生や目詰まり、ケーシングパイプや揚水管の腐食を早める原因になります。いわば「万病のもと」です。
井戸内面の清掃工法であるブラッシング工(下図左)は、最も基本的な井戸のメンテナンス工法です。またスワッビング工(下図右)は、ブラッシング効果に加えて吸引効果によるスクリーン洗浄を行うものです。ただし井戸管の腐食が進んだ井戸では、井戸管を破損させないためにスワッビングの「手加減」も重要です。
揚水管も、井戸管同様スケールが付着するため、目詰まりや腐食の状態によっては交換の必要があります。
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